2歳10カ月の男児が頸部リンパ管腫へのピシバニールを用いた硬化療法後に死亡した、「東京女子医大事件」の第23回公判が2月6日、東京地裁で開かれた。検察側の証人である小児集中治療の専門医は、男児の死因はプロポフォール注入症候群(PRIS)であることが疑われるとし、死亡当日男児が急変した時点から約24時間前の時点でプロポフォールを中止していれば、「救命できた可能性は割と高い」と証言した。
日本では緩和ケアにおけるコミュニケーションの技法として「反復」が推奨されているのを目にします。相手から理解していると認めてもらうためには、相手の言葉に自分たちの気持ちを押し付けず、言葉をそのまま繰り返し、語尾に「ね」をつけることが基本のスキルである、と。 その「反復」のスキルの例として以下のような例示がされています。 患者 「どうせもう良くならないんでしょう?」 ...
過酷な幼少期を過ごし、生きるためのアルバイトに明け暮れた高校・早稲田時代。交際相手の一言がきっかけで医師を目指し、独学で徳島大学医学部へ——各大学医学部の卒業生に、地域や大学への思いをリレーで語り継いでいただく本企画。徳島大学の4人目は、義父の医院を継承し「平陽会いわさきクリニック」院長として活躍する村田信也先生です。全3回シリーズの第1回は、過酷な生い立ちと、早稲田大学の夜間学部を経て徳島大学医 ...
高校時代から法医学分野に興味をもち、日大入学後も自由選択実習で同分野を選択。このままいけば卒後の進路選択は法医学…。そんな相澤先生に訪れた転機が、感染症が専門の早川智先生との出会いでした。各大学の卒業生をインタビューでつなぐ本企画、日本大学リレー・相澤志保子先生の第2回は、感染症研究医としてのキャリアのスタートにつながった、医学部6年次の話からうかがいます。
「定額減税」は納税者本人とその扶養親族が対象ですが、子どもが2024年に生まれた場合、その分の定額減税が漏れていることがあります。確定申告をすることで漏れていた分を取り戻せるのですが、どのように申告すればいいのでしょうか。
狭い空間で運転手に命を預ける場でもあるタクシー。二人きりになることもあるため、特に女性にとっては注意が必要なこともあります。実際、先生方はどんなトラブルに遭遇したことがあるのでしょうか? 「ライドシェアサービス解禁」にまつわる意識調査Vol.2では、医師が体験したタクシートラブルの実態やそのエピソードをご紹介します。
医療にまつわる気になるトピックスを、インフルエンサー医師 インヴェスドクターが鋭く解説する連載「インヴェスドクターが斬る、バズニュース!」。臨床の第一線で医療に向き合い続ける勤務医ならではの“現場目線”で旬な話題にメスを入れます。前回は、「解剖献体をバックに自撮りピース写真をSNSにアップ」がテーマでしたが、今回のテーマは……?